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POUR​-​OVER BEATS

by KMA a.k.a. KENGOMATSUI

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    12" vinyl. 8 tracks with liner notes inner sleeve (written in Japanese).
     
    8曲入り限定アナログLP。ライナーノーツのスリーブ入り。
    日本国内は、定形外郵便+特定記録にて発送予定です。

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about

KMA a.k.a. KENGOMATSUI's second album.
Beat maker KMA a.k.a. KENGOMATSUI has been performing live at the day party collective based in Unshu-do, Kitahama, Osaka.
 
If we were to divide his musical lineage into two, one axis would be electric music such as techno and house. The other axis is the mellow and urban music represented by MARVIN GAYE's famous song, "Sexual Healing”. These two lineages coexist seamlessly on the tracks he produces.
 
The covers of "Feel Like Makin' Love" by ROBERTA FLACK and "Whistle Song" by FRANKIE KNACKLES on this album show off KENGOMATSUI's personality.
 
I hope you enjoy this album as much as you enjoy a hand drip coffee.
(Tatsuya Shirahase)
 
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「阪神間モダニズム アーバンメロウスムース」
 
大阪・北浜の雲州堂を拠点にしたデイ・パーティ、collective のレーベル部門、collective productions 設立第一弾リリース。
 
collective でライヴを重ねてきたトラックメイカー、KMA a.k.a. KENGOMATSUI の2ndアルバム。
阪神間エリアをルーツにした、モダンメロウビート集。
 
DELFONICS エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤 達郎、collective メンバーでライターの白波瀬 達也の2名によるライナーノーツ付き。
 
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大阪・北浜の雲州堂を拠点にしたデイ・パーティ collective でライヴを重ねてきたトラックメイカー、KMA a.k.a. KENGOMATSUI の 2nd アルバム。
 
彼の音楽の系譜を敢えて二つに分けるとすると、一つの軸にはテクノやハウスといったエレクトリック・ミュージックがある。もう一つの軸は MARVIN GAYE の名曲、Sexual Healingに代表されるメロウでアーバンな音楽だ。彼が生み出すトラックにはこれらの二つの系譜が違和感なく同居する。
 
本盤に収録された ROBERTA FLACK の Feel Like Makin’ Love と FRANKIE KNACKLES の Whistle Song のカバーは KENGOMATSUI の個性が際立つ仕上がりになっている。
 
アルバムタイトルの POUR-OVER は「注ぎ入れる」の意。
ハンドドリップのコーヒーをじっくり味わうように本盤を楽しんでもらえたらと思う。
(白波瀬 達也)

 
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[COMMENT]
"暖かみのあるビートアルバム。KMA氏の音空間に引き込まれていく。ルーズなスネア、奥行きのあるパッド、ピアノのマッドなループフレーズ、ダビーなベース、心地好い。

とても聴きやすいバイナル作品としての収録時間。何度でも繰り返し聴ける。ホイッスルソングのメロディは泣けてくる。"

- 福島武司 (武茶) / Takecha a.k.a. Takeshi Fukushima (GWM)
 
 
“僕がKENGO MATSUIとはじめて会ったのは、ビルボードライブ大阪で行われた流線形のライブ、2010年のこと。お客さんとして聴きに来てくれていたんだけど、いろいろ縁があって打ち上げに参加してもらうことになった。そこで話すことができて、第一印象は音楽愛溢れる好青年と言った感じだった。DJイベントを開催していることや、音楽を制作していることを聞いて、どこか昔の自分にも似ているなぁと感じていた。
 
そこからも何度か会う機会があり、彼が制作した音楽のCDをもらう。まぁ、CDとかもらったりすると、放置しちゃうのがほとんどなんだけど(笑)。ちょっとだけ気になっていて、夜遅くにふと思い出して聴いてみたんだけど、これが意外にも心地よかった(失礼かw)。
 
ジャンルはよくわからないんだけど、情景が見えるような、そんな音楽。きれいなコードがちょっと歪んだり、リズムが崩れたり。ただきれいな音楽を作るのではなく、音楽の周りにある空気を纏っていることが印象的だった。都会的な印象なんだけど、大都会じゃなくてちょっと外れた都会(笑)。あぁ、なんか分かるといった感じ。もう少しだけクオリティを上げて、作品にすればいいんじゃないかと、伝えた覚えがある。
 
彼も僕と同じで、普段はサラリーマンをやりながら制作をしていて、家では家族がいる中で制作を続ける困難さ(笑)に悩まされていた。僕はもう慣れてしまったんだけど、両立は結構大変だったりする。何かを生み出せる人は、その才能がありながらも動けなかったりする。まぁ、そんな話しをしつつも月日は流れた。
 
今回のアルバムの話を聞いて、作品を作り続けてたんだなぁと、嬉しく思った。そして何かを作った後は良くも悪くも評価され、自分を世間に晒すことになる。その覚悟を持って、KENGO MATSUIのアルバムがいよいよ発売される。きっといまごろ彼は、ワクワクとドキドキが高まっているんだろう。アルバム発売おめでとう!KENGO MATSUI!”
 
- クニモンド瀧口(流線形)

 
"初めてパーティーに遊びに行った時の松井さんの楽曲を聴いた印象はラップトップで演奏する音響派と言われる部類の人たちと見た目カッコは変わりなかったのですけど、流れてくるメロディアスな旋律と響きは、私が愛する安レコ、特にフュージョン、甘ったるいあの香りを感じとれるメロディーラインと当時の香りとも言えるラップトップ打ち込みと変拍子が混ざり合っていた、なんとも不思議な音楽でした。これは面白い、そして、俺好きだなと思ったのです。コレクティブクルーの1人と松井さんの楽曲を聴きながら踊っている時に、このメロディーがええんだよな。安レコっぽい。と。

ここは偉そうに言うわせてもらいますが、安レコを侮ってほしくない。ラーバンドやアジムスを見てくれ。100円ボックスにも入っていたぐらいだったけど、今を見ろよ。そういうことなのだ。仲間もよくわかっている。それを愛していた。フロアで噛みしめたのです。それだけで充分。その結果が目の前にある、松井さんのレコードなのではないでしょうか。”

- moanyusky (piano and forest)
 
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[ALBUM REVIEW by moanyusky]
kengomatsui.com/pob

credits

released July 3, 2020

PRODUCED BY KMA a.k.a KENGOMATSUI
ALL TRACKS WRITTEN AND PERFORMED BY KMA a.k.a KENGOMATSUI

EXCEPT
A-4
WRITTEN BY Eugene McDaniels
BASS BY Kentaro Nakadai

B-4
WRITTEN BY Eric Kupper

MIXED BY Eiji Hirano (Studio Happiness)
MASTERED BY Eiji Hirano (Studio Happiness) for Digital / Atsushi Yamane (Altphonic Studio) for Analog
DESIGN & ARTWORK BY Yukio Kimura
LINER NOTES BY Tatsuro Sato (DELFONICS) / Tatsuya Shirahase (collective)

(C) & (P) 2020 collective productions All rights reserved.
collective-music.com
 
“Feel Like Makin' Love” (C) Skyforest Music Co All rights reserved.
“The Whistle Song” (C) Kechil Songs Indah Songs o/b/o Fat Fox Music All rights reserved.

license

all rights reserved

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about

KMA a.k.a kengomatsui Tokyo, Japan

Producer, Beat maker, DJ, Fouder of music party “collective” in Osaka, Japan since 2004.
Making & studying Urban / Mellow / Smooth electronic music.
Live in tokyo.

大阪南森町の、古い蔵をリノベーションした和み空間"雲州堂"にて、ソウル、ディープハウスからテクノ、エレクトロニカまで緩急のグルーヴをDJとライブでお届けするデイパーティ、"collective"の主宰兼ライブアクト/トラックメイカー。アーバン・メロウ・スムースをキーワードに音楽制作。

音楽理論を菊地成孔氏に師事。氏の私塾ペンギン音楽大学大学院ブラックミュージッククラス(モダンポリリズム、現代ブラックミュージック)を2015年に卒業。
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